レーシック後に視力が落ちたときの「近視戻り」について解説。屈折変化、ドライアイ、老眼、水晶体など考えられる原因、再手術・再照射の条件、眼鏡やICLを含む選択肢、急な視力低下で注意したい症状を整理します。
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レーシック後に視力が落ちた?近視戻りの原因と再矯正の考え方

レーシック後に視力が落ちた?近視戻りの原因と再矯正の考え方 レーシック

こんにちは、視力と目の健康ナビ管理人です。

私は2007年にLASIKを受けていますが、一人の経過だけでLASIK後の長期的な見え方を一般化することはできません。

LASIK後に以前より遠くが見えにくくなることはあります。

ただし、視力が落ちたことと「近視戻り」は同じ意味ではありません。

屈折状態が近視側へ変化している場合もあれば、ドライアイによる見え方の変動、老眼、水晶体の変化、角膜や眼の別の問題が関係している場合もあります。

再手術を前提にする前に、現在の度数と矯正視力だけでなく、角膜・涙液・水晶体などを必要に応じて確認し、原因に合った対応を考えることが大切です。

この記事のポイント

  • 「近視戻り」は一つの原因を示す言葉ではない
  • LASIK後に視力が落ちたときに考える主な原因
  • 再手術を決める前に確認したい検査
  • 眼鏡・再矯正・ICLなどの選択肢の考え方

管理人が2007年にLASIKを受けた品川近視クリニック

品川近視クリニックでは、LASIK・ICLを扱っています。

料金や施術内容、保証などは変更されることがあるため、現在の条件を確認してください。手術の適応は、検査と医師の診察を受けたうえで判断されます。

レーシック後の「近視戻り」とは

窓の外を見つめる日本人女性とテーブルに置かれた眼鏡。レーシック後の近視戻りを考える場面
レーシック後に遠くが見えにくくなっても、原因が近視戻りだけとは限りません。

「LASIKの効果が切れた」「元に戻った」と感じる場合は、まず何が変化しているのかを分けて考える必要があります。

「LASIKの効果が切れる」とは限らない

「LASIKの効果が切れる」とは限らない

LASIK後に再び遠くが見えにくくなった状態を、一般に「近視戻り」と呼ぶことがあります。

しかし、「近視戻り」は原因が一つに決まっている病名というより、術後に近視側の屈折変化が生じた状態や、再び遠方が見えにくくなった状態を表す日常的な言い方として理解した方が適切です。

LASIKは角膜実質の一部をレーザーで切削し、角膜の屈折力を変える手術です。

時間がたつと切削した角膜実質が手術前とまったく同じ状態へ再生し、手術そのものが消えるという意味ではありません。

一方で、術後の角膜の治癒やリモデリング、眼球側の屈折状態の変化などによって、結果として近視側へずれることはあります。

長期研究でもLASIK後の屈折が時間とともに近視側へ変化した集団は報告されていますが、術前の近視度数、術式、研究年代、追跡期間、再治療の扱いが異なるため、すべての人に共通する一つの割合にはできません。

視力低下と近視戻りを同じ意味にしない

視力低下と近視戻りを同じ意味にしない

「見えにくい」という感覚だけでは、屈折が近視側へ変わったのか、眼表面や水晶体など別の要因なのかは分かりません。

遠くが継続的にぼやける、近くだけ見えにくい、時間帯やまばたきでかすみが変わる、片眼だけ急に悪くなったなど、症状の出方によって確認すべき点も変わります。

感じ方の例考えられる主な方向確認したいこと
遠くが以前より継続してぼやける屈折状態の変化、近視側への変化など裸眼視力、矯正視力、屈折検査など
かすみが時間帯やまばたきで変動する涙液層・眼表面の不安定さなど涙液、角膜表面の状態など
近くの文字が見えにくくなった老眼など調節力の変化遠方と近方の見え方、年齢による変化など
全体にかすむ、まぶしさや見え方が変わった水晶体、眼表面、その他の眼の状態など必要な眼科検査
片眼だけ急に見えにくい、急激に悪化した通常の「近視戻り」とは別の原因も含めて確認自己判断せず眼科へ連絡・受診

「眼鏡をかければ見えるから近視戻り」「近くが見えないからLASIKの効果がなくなった」と自己判断するのではなく、症状の出方と検査結果を合わせて原因を確認します。

レーシック後に視力が落ちる主な原因

眼科で細隙灯顕微鏡による診察を受ける日本人男性と日本人医師
レーシック後の視力低下では、屈折だけでなく角膜や眼表面なども確認します。

LASIK後の視力低下には複数の原因候補があり、同じ人に二つ以上の要因が重なることもあります。

見えにくくなる原因は一つではない

見えにくくなる原因は一つではない

「近視戻り」という言葉だけで原因を決めると、屈折以外の変化を見落とす可能性があります。

遠方視力、近方視力、見え方の変動、左右差、症状が始まった時期などを分けて考えることが重要です。

屈折状態の変化・近視側への変化

LASIK後に、屈折が再び近視側へ変化することはあります。

長期的な屈折変化には、角膜上皮や実質のリモデリングを含む術後反応などが関係すると考えられていますが、その仕組みを一つだけで説明することはできません。

また、術直後から十分に矯正されていなかった状態と、いったん安定した後に近視側へ変化した状態も同じではありません。

追加矯正を考える場合は、現在の屈折値だけでなく、いつからどの程度変化し、その値が安定しているかを確認します。

眼球側の変化によって近視側へずれる場合

LASIKは角膜の屈折力を変えて近視などを矯正する手術であり、将来の眼球側の変化そのものを止める治療ではありません。

術後も眼軸長など眼球側の変化を含めて、屈折が近視側へ変化する場合があります。

ただし、「若いから必ず近視が戻る」「何歳以上なら戻らない」と年齢だけで決めることはできません。

術前の度数、手術時の年齢、術後経過、現在の屈折状態などを合わせて評価する必要があります。

ドライアイ・涙液層の不安定さ

涙液は角膜の表面に滑らかな光学面をつくる役割があり、涙液層が不安定になると、かすみや見え方の変動が起こることがあります。

LASIK後のドライアイでは、眼の不快感だけでなく、間欠的なぼやけなど見え方へ影響する場合もあります。

まばたきの前後や時間帯によって見え方が変わる場合は、屈折値だけでなく眼表面の状態も確認する意味があります。

ただし、視力が落ちたからドライアイだと決めることはできません。

老眼

老眼は、加齢に伴って近くへピントを合わせる力が低下する変化です。

LASIKで遠方の屈折を矯正していても、老眼という加齢変化そのものを止めるわけではありません。

そのため、遠くは以前と大きく変わらないのにスマートフォンや本の文字が見えにくくなった場合は、「近視が戻った」と考える前に近方のピント調節も確認します。

LASIKを受けたこと自体が老眼を起こした、と単純に説明するのも適切ではありません。

白内障など水晶体の変化

年齢とともに水晶体の透明性や屈折力が変わると、見え方や屈折状態が変化する場合があります。

水晶体の変化によって近視側へ屈折が変わることもあるため、LASIKから長期間たって視力が変わった場合に角膜だけを見るのは十分ではありません。

一方で、かすみや近視化があるから白内障だと記事だけで診断することはできません。

水晶体が主な原因であれば、角膜へ追加レーザーを行うこととは別の対応を検討することになります。

角膜やその他の眼の問題

角膜形状の変化や、眼底を含む別の眼疾患でも視力は変化します。

頻度の低い病気を並べて不安を強める必要はありませんが、眼鏡で補正しても十分に見えない、左右差が大きい、見え方が急に変わったといった場合は、単なる近視戻りと決めつけないことが重要です。

必要な検査は症状や経過によって異なり、眼科で判断されます。

何年後なら近視戻りなのか

時計のそばで窓の外を見ながら考える日本人女性
術後からの年数だけで近視戻りかどうかを判断することはできません。

LASIKから何年たったかだけで「近視戻り」と判断することはできません。

術後早期の見えにくさと、数年後の屈折変化、10年以上たってからの加齢変化では、確認したい原因が異なります。

時期の目安確認したい主な方向
術後早期屈折の安定、眼表面の状態、術後経過など
数年後近視側への屈折変化、眼球側の変化、眼表面の状態など
10年以上・加齢期屈折変化に加え、老眼、水晶体など年齢に伴う変化

同じ「5年後」「10年後」でも、術前の度数、手術時の年齢、術式、現在の眼の状態は人によって違います。

LASIKの効果期間や「一生もつのか」という疑問は、レーシックは何年もつ?効果の持続と長期的な見え方も参考にしてください。

視力低下を感じたら何を調べる?

眼科で検眼機器を使った視力と屈折の検査を受ける日本人女性
見えにくさを感じたときは、視力だけでなく現在の度数や眼の状態も確認します。

視力低下の原因を切り分けるには、「視力表で何段見えるか」だけでなく、屈折・角膜・眼表面・水晶体などを必要に応じて確認します。

日本眼科学会の屈折矯正手術ガイドラインでも、屈折検査、角膜形状、角膜厚、涙液、眼圧、眼底など複数の評価項目が示されています。

ただし、LASIK後に見えにくくなった人全員へ同じ検査が必要という意味ではありません。

「視力」と「度数」を分けて確認する

「視力」と「度数」を分けて確認する

裸眼視力だけでは、屈折異常が主な原因なのか、別の要因で見えにくいのかを十分に区別できません。

裸眼視力に加えて、眼鏡レンズでどこまで見えるかを確認する矯正視力、自覚的・他覚的な屈折検査などから、現在の近視・遠視・乱視の状態を確認します。

眼鏡で適切に補正したときに見え方が改善するなら、屈折成分が関係している可能性を考える材料になります。

反対に、矯正しても視力が十分に出ない場合は、屈折だけで説明せず、角膜、水晶体、網膜など別の要因を確認する必要があります。

検査結果は単独で結論を出すものではなく、症状の経過や眼の診察所見と合わせて医師が判断します。

角膜・涙液・水晶体まで必要に応じて確認する

角膜・涙液・水晶体まで必要に応じて確認する

再照射を考える場合ほど、角膜の状態を確認せずに現在の度数だけで判断することはできません。

角膜形状と角膜厚

角膜形状の評価では、LASIK後の角膜がどのような形になっているか、不規則な変化がないかなどを確認します。

角膜厚は、追加の角膜切削を検討できるかを判断する重要な要素の一つです。

日本眼科学会のガイドラインでは、低矯正に対するenhancement手術を行う場合、屈折状態が進行していないことと、追加切削後にも十分な角膜厚が残ることを確認する必要があるとしています。

涙液・眼表面

かすみが変動する場合は、ドライアイや角膜表面の状態を確認します。

眼表面が不安定な状態では屈折測定がばらつくこともあるため、追加治療を決める前の評価にも関係します。

水晶体・眼圧・眼底など

年齢や症状に応じて、水晶体の状態、眼圧、眼底なども確認します。

とくに長期間たってからの視力変化では、角膜以外の加齢変化や眼疾患が関係していないかを見分けることが大切です。

必要な検査の組み合わせは、見えにくさの出方や診察所見によって医師が決めます。

LASIK歴も受診時に伝える

別の眼科を受診するときは、過去にLASIKを受けたことを伝えてください。

日本眼科学会のガイドラインでも、将来ほかの眼疾患で診察を受ける際には屈折矯正手術の既往を申告することが示されています。

手元に術前検査や手術記録が残っている場合は、将来の眼科診療で確認できるよう保管しておくとよいでしょう。

再手術・再照射はできる?

眼球模型を使って日本人女性へ眼の構造を説明する日本人眼科医
追加矯正を検討するときは、現在の眼の状態や角膜の条件を確認することが重要です。

LASIK後に近視側の屈折変化が確認されても、誰でも追加レーザー治療を受けられるわけではありません。

再照射より先に追加矯正が可能かを確認する

再照射より先に追加矯正が可能かを確認する

日本眼科学会のガイドラインでは、低矯正に対するenhancement手術について、屈折状態が進行していないことと、追加切削後にも十分な角膜厚を残せることを確認する必要があるとしています。

実際には角膜形状、眼表面、現在の矯正視力、ほかの眼疾患の有無なども含めて評価します。

LASIK歴のある眼にもう一度屈折矯正手術を行う場合は、初回手術前と同じ条件ではありません。

遠くの見えにくさが屈折変化によるものであれば追加矯正が検討される場合がありますが、見えにくさの中心がドライアイ、老眼、水晶体の変化、別の眼疾患であれば、角膜をさらに削っても原因そのものへの対応にならない可能性があります。

生活上どの距離でどれだけ困っているかも、手術を追加するか、眼鏡などで補正するかを考える材料です。

「度数が戻ったから再照射できる」という順序ではなく、原因を確認し、屈折が安定しているか、角膜に追加切削の余地があるかを調べたうえで候補を比較します。

視力低下だけを理由に「もう一度LASIK」と決めないでください。屈折状態の安定、角膜厚・角膜形状、眼表面や水晶体などを確認し、追加治療が適切かを医師と判断します。

再手術以外の選択肢

眼鏡、コンタクトレンズケース、点眼容器を前に考える日本人女性
見えにくさへの対応は再手術だけではなく、眼鏡などを含めて検討できます。

LASIK後に見えにくくなった場合の対応は、再手術だけではありません。

原因、見えにくい距離、生活上の困り方、眼の状態によって候補は変わります。

選択肢考え方
眼鏡必要な距離を手術なしで補正できる選択肢
コンタクトレンズ補正の選択肢になるが、LASIK後の角膜形状や眼表面の状態を踏まえて相談する
原因に応じた治療・経過観察眼表面や水晶体など屈折以外の原因があれば、その原因に応じて対応する
追加レーザー治療屈折の安定や角膜条件などを確認し、医師が適応ありと判断した場合に検討する
ICL残った屈折異常への選択肢として検討される場合があるが、LASIKとは別の適応検査が必要

眼鏡やコンタクトレンズで補正することは、「再手術できなかったから失敗」という意味ではありません。

追加手術の負担やリスクを避けながら、必要な見え方を補うという選び方もあります。

コンタクトレンズはLASIK後の角膜形状や眼表面の状態によって合わせ方が変わる場合があるため、自己判断で種類を決めず眼科で相談してください。

LASIK後にICLが候補になる場合もある

LASIK後にICLが候補になる場合もある

LASIKなど角膜屈折矯正手術後に残った屈折異常へ、ICLを用いた小規模な報告はあります。

ただし、LASIKを受けたことがあるからICLを受けられる、あるいは追加レーザーが難しいから自動的にICLになる、という意味ではありません。

ICLは眼内にレンズを挿入する別の屈折矯正手術で、前房深度、角膜内皮細胞、水晶体、眼圧、年齢、屈折状態、ほかの眼疾患などを評価して適応を判断します。

水晶体の変化が視力低下の主な原因なら、ICLではなく別の対応を検討する場合もあります。

LASIK後の再矯正としてICLを検討する場合も、まず「いま見えにくい原因は何か」を確認することが先です。

原因を確認したうえで、あらためて屈折矯正手術や医療機関を比較する段階では、レーシック・ICLの費用・術式・保証・通院条件の比較も参考にできます。現在症状がある場合は、比較より先に眼科または手術を受けた医療機関で原因を確認してください。

急な視力低下は近視戻りと決めつけない

片目を押さえながら前方へ手を伸ばす日本人男性
急な見え方の変化は、通常の近視戻りと決めつけず眼科で確認することが大切です。

徐々に遠くが見えにくくなる経過とは別に、急激な視力低下や新しい強い症状がある場合は、「近視が戻っただけ」と自己判断しないでください。

  • 急に見えなくなった、または短時間で大きく見えにくくなった
  • 片眼だけ急激に見えにくくなった
  • 強い眼の痛みがある
  • 著しい充血と見え方の悪化がある
  • 視野の一部が欠ける、カーテンがかかったように感じる
  • 新しく歪んで見えるなど、これまでになかった見え方の異常がある
  • 手術を受けた医療機関から緊急連絡の対象と説明された症状がある

症状の緊急性は原因や経過によって異なりますが、急な視力低下や強い痛みなどがある場合は眼科へ速やかに連絡・受診してください。

予定されている次回診察まで自己判断で待たず、手術を受けた医療機関から異常時の連絡方法を案内されている場合は、その指示に従ってください。

これからLASIKを受ける人が知っておきたいこと

眼球模型を使ってLASIKについて説明する日本人眼科医と説明を聞く日本人女性
LASIKを検討するときは、手術後の見え方や将来の変化についても説明を受けておきましょう。

LASIKを検討中の人にとっても、「術後の視力は将来どうなるか」を手術前に理解しておくことは大切です。

将来の見え方まで固定する手術ではない

将来の見え方まで固定する手術ではない

LASIKで目標の屈折状態が得られても、その後の眼が生涯まったく変化しないわけではありません。

将来は屈折が変化することもあれば、老眼や水晶体の加齢変化が起こることもあります。

そのため、手術前には「今の裸眼視力」だけでなく、近くを見る仕事の量、夜間運転、将来眼鏡を再び使う可能性、ほかの眼科治療を受ける可能性なども含めて説明を受けることが大切です。

また、LASIKの適応は度数だけでは決まらないため、角膜厚や角膜形状などの条件も確認する必要があります。

適応条件を詳しく確認したい場合は、レーシックができない度数・角膜・適応条件も参考にしてください。

術後も医療機関から指示された検診を受け、見え方が変わったときは自己判断で放置しないようにしてください。

LASIK歴と手術記録を将来の受診につなげる

LASIK歴と手術記録を将来の受診につなげる

将来、白内障など別の眼科診療を受けるときにも、過去にLASIKを受けたことは重要な情報です。

受診先が変わってもLASIK歴を伝えられるようにし、術前データや手術記録が手元にある場合は保管しておくとよいでしょう。

◆著者のワンポイントアドバイス

私は2007年にLASIKを受けていますが、私一人の経過は医学的な一般論の根拠にはなりません。

長期間たって見え方が変わったときほど、「いつLASIKを受けたか」「いつから見えにくいか」「遠くと近くのどちらか」「片眼か両眼か」「見え方が変動するか」を受診時に伝えられるようにしておくと、診察で状況を共有しやすくなります。

レーシック後の視力低下・近視戻りでよくある質問

眼科の診察室で日本人女性の相談に答える日本人女性医師
視力低下や再治療について疑問がある場合は、症状や経過を伝えて医師に確認することが重要です。
Q. レーシック後に近視へ戻ることはありますか?

A. LASIK後に屈折が近視側へ変化することはあります。ただし、再び見えにくくなった原因がすべて同じとは限らず、ドライアイ、老眼、水晶体の変化なども含めて確認する必要があります。

Q. レーシック後の視力低下は老眼ですか?

A. 老眼の場合もありますが、視力低下だけで判断できません。近くが中心に見えにくいのか、遠くもぼやけるのか、見え方が変動するのかを分け、必要な検査で原因を確認します。

Q. 近視戻りしたら再手術できますか?

A. 追加レーザー治療が候補になる場合はありますが、誰でも受けられるわけではありません。屈折状態が安定しているか、追加切削後にも十分な角膜厚を残せるか、角膜形状やほかの眼の状態に問題がないかなどを確認し、医師が判断します。

Q. レーシック後にICLを受けることはできますか?

A. LASIKなどの角膜屈折矯正手術後に、残った屈折異常への選択肢としてICLが検討される場合はあります。ただし、LASIK歴があるだけでICLの適応になるわけではなく、前房深度、角膜内皮細胞、水晶体、眼圧、年齢、屈折状態などを別途評価して医師が判断します。

Q. 視力が急に落ちた場合も近視戻りですか?

A. 急な視力低下を通常の近視戻りと決めつけないでください。片眼だけの急激な変化、強い痛み、著しい充血、視野の異常、新しい歪みなどがある場合は、眼科へ速やかに連絡・受診してください。

まとめ

晴れた屋外で遠くの街並みを見つめる日本人女性
レーシック後に見え方が変わったときは、原因を確認して自分の状態に合った対応を検討します。

LASIK後に以前より見えにくくなることはありますが、「視力低下=近視戻り」「LASIKの効果が切れた」と一律に考えることはできません。

屈折状態の変化だけでなく、ドライアイ、老眼、水晶体、角膜やその他の眼の状態を必要に応じて確認することが重要です。

再手術やICLを考える場合も、まず原因と屈折の安定性、角膜などの状態を調べ、眼鏡・コンタクトレンズを含む選択肢を比較したうえで医師と決めてください。

参考情報

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