レーシックの流れ

※【景品表示法に基づく表記】この記事にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

 適応検査

レーシックの流れ

レーシックを受ける前には無料の「適応検査」を受ける必要があります。

目の状態を医師が診察し、レーシック手術を受けることができるかを判断してもらいます。

また、手術時に必要なデータを取る目的もあります。

検査に加えてレーシックについての詳しい説明を受け、納得した上で手術を受けることができます。

適応検査の有効期限は3カ月となります。

なお、「適応検査」の前にはコンタクトレンズ装着禁止期間があり、これを守らないと正確な診察ができずにトラブルの基となります。

ソフトコンタクトレンズで3日以上、ハードコンタクトレンズで2週間以上となっていますので必ず守るようにしましょう。

※「手術給付金」について
医療保険などに加入している場合にはレーシック手術にも給付金出る場合がありますので、事前に保険会社に確認しておきましょう。

手術の流れ

レーシックの手術自体は20分程度で終了します。

フラップ作成

角膜の表面の一部を薄く円形にカットし、「フラップ」と呼ばれるフタのようなものを作ります。一般的にはコンピューター制御の半自動レーザー機器が使用されます。

なお、レーザーを使用する方法以外にはマイクロケラトームという医療器具を使う方法もあります。高価なレーザー機器を使用しない分10万円以下の低価格で手術を受けることができますが、医師の手作業による手術となるため安全面や品質面にリスクがあります。

フラップを作成する目的は角膜の中央にある層に、レーザーを照射することですが、それ以外にも角膜の保護したり手術後の回復を早めるという役割があります。

レーザー照射

フラップをめくり、角膜の内側の層をレーザーで数秒間削ることで角膜の形状を変え、光の屈折率を矯正します。

角膜を削る量は適応検査時に取得したデータを基にして決められます。

なお、レーザーで削るといっても患者には数秒間まぶしい光が見えているだけであっという間に終了してしまいます。

洗浄

レーザー照射後には水で眼を洗浄し、レーザーで削った角膜のくずを洗い流します。

接着

フラップを基に戻します。

接着といってもフラップを閉じるだけの作業で、接着のための薬剤や縫合などはなく自然に基の状態に貼り付きます。

術後検査

レーシック終了後には、暗い部屋で30分ほど眼を閉じた状態で安静にして、患部を落ち着かせます。

その後、医師から確認のための診察を受けて、特に問題がない場合は痛み止めなどの薬を処方してもらい帰宅します。

レーシック後の定期検査

一般的にはレーシック後には

  • 翌日検査
  • 1週間検査
  • 1カ月検査
  • 3カ月検査

の4回の定期検査を受けることになります。

この検査はフラップのずれや炎症がないかを診察してもらう大切な検査ですので、必ず受診するようにしましょう。